LINEのPINコードとは?必要な場面と設定方法を解説

  • 公開日:2026/4/2
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LINEの機種変更準備をしていると、「バックアップ用PINコード」という表示が出てきて、設定した方がいいのか迷いますよね。これは単なるおまけ機能ではなく、旧端末が使えなくなった時や、異なるOSへ引き継ぐ時に役立つ事前の備えです。

  • LINEのバックアップ用PINコードが何のためにあるのか
  • 設定した方がいい場面と、優先度がそこまで高くない場面
  • 設定場所、確認方法、忘れた時に気をつけたいこと

こんな方におすすめの記事です

  • LINEの機種変更前に、PINコードを設定すべきか迷っている方
  • トーク履歴をできるだけ守りたい方
  • iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへ移行する予定がある方

本記事では、LINEのバックアップ用PINコードの役割、必要な場面、標準バックアップやプレミアムバックアップとの違い、設定方法、忘れた時の考え方をわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)


LINEのPINコードとは?まず押さえたい役割

LINEみんなの使い方ガイドでは、バックアップ用PINコードを事前に登録しておくと、バックアップを取っていない場合や異なるOS間の引き継ぎでも、直近14日分のトーク履歴の復元を助けられると案内されています。本機能はLINEバージョン12.13.0以上で利用できます。

PINコードは「トーク履歴復元のための6桁コード」

まず大切なのは、PINコードの役割を正しく理解することです。これは、アカウントにログインするための認証情報ではありません。あくまで、機種変更や端末トラブルの際に、トーク履歴の引き継ぎを助けるための仕組みです。普段のLINE利用で毎回使うものではなく、「いざという時の復元」に関わる設定と考えるとわかりやすいでしょう。

PINコードが特に役立つのは「直近14日分の復元」

バックアップ用PINコードを登録しておくと、通常のバックアップだけではカバーしにくい場面でも、直近14日分の復元を助けられます。特に、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneのようにOSをまたぐ引き継ぎでは、この備えの意味が大きくなります。

ただし、PINコードだけで「すべての履歴」を守れるわけではない

ここは誤解しやすいところですが、PINコードは万能ではありません。同じOS間でトーク履歴をまとめて戻したい場合は、標準バックアップと復元が基本です。PINコードは「全部戻すための仕組み」ではなく、「バックアップが不十分な時や旧端末が使えない時に、最低限の復元を助ける設定」と考えるのが正確です。

機種変更前にPINコードを設定すべき理由

機種変更前にPINコードを設定しておく価値は、機種変更当日よりも「その前」にあります。旧端末が壊れたり、急に使えなくなったりした後では、確認や再設定が難しくなるからです。

設定しておく価値が高いケース

旧端末の故障や紛失に備えたい場合、異なるOSへ移行する場合、標準バックアップに不安がある場合です。事前に設定しておくと、直近14日分を守れる可能性が高まります。

優先度がやや下がるケース

同じOS間で標準バックアップが最新の状態であり、旧端末も手元にあって、引き継ぎの準備が十分にできている場合です。ただし、多くの場合は事前に設定しておく価値があります。

旧端末の故障・紛失に備える「事前保険」になる

スマホの引き継ぎは、予定どおりの機種変更だけとは限りません。落下や水濡れ、突然の故障、紛失など、予期せず旧端末が使えなくなるケースもあります。こうした場面では、機種変更の直前に慌てて対処するより、旧端末が正常に動くうちに設定しておく方が安全です。

異なるOSへ移る時は、特に価値が高い

iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへの引き継ぎでは、「同じOSなら通常バックアップで全部戻せる」という感覚のまま進めると混乱しやすくなります。OSをまたぐ人ほど、PINコードを先に整えておく意味は大きいといえます。

「バックアップがあるから不要」とは言い切れない

標準バックアップを普段から使っている方でも、PINコードが完全に不要とは限りません。実際には、バックアップのタイミングや通信状況、復元時の条件によって、思ったとおりに戻らないことがあります。特に急な故障時は、最後のバックアップを取る余裕がないこともあります。そう考えると、PINコードはバックアップの代わりではなく、バックアップを補うための別の備えとして持っておくのが現実的です。

バックアップがあれば不要?QR引き継ぎやプレミアムバックアップとの違い

結論から言うと、バックアップがあってもPINコードが完全に不要とは言い切れません。標準バックアップの代わりではなく、旧端末トラブルや異なるOS移行を補う備えだからです。

PINコードを理解するうえで重要なのは、似た仕組みと混同しないことです。特に「標準バックアップ」「かんたん引き継ぎQRコード」「プレミアムバックアップ」は、どれもトーク履歴の引き継ぎに関わるため、違いを整理しておくと判断しやすくなります。

方法向いている場面主に戻せる範囲覚えておきたい点
バックアップ用PINコード旧端末トラブル時、異なるOSへの移行時直近14日分事前設定が必要
標準バックアップ同じOS間でトーク履歴をしっかり戻したい時テキストメッセージのみ引き継ぎ時に復元操作が必要
かんたん引き継ぎQRコード旧端末が使える状態で引き継ぐ時直近14日分旧端末が必要。LINE 12.10.0以上、iOS 14以上、Android 7以上が目安
プレミアムバックアップ15日以上前や写真・動画も含めて守りたい時無期限(100GB上限)LYPプレミアム会員特典

標準バックアップとの違い

LINEヘルプセンターの標準バックアップ案内では、標準バックアップはiCloud DriveやGoogle ドライブにトーク履歴を保存する機能で、同じOS間の引き継ぎにのみ利用でき、保存対象はテキストメッセージのみと案内されています。一方で、PINコードは「バックアップがなくても直近14日分の復元を助ける」ための機能です。全履歴を守る主役は標準バックアップ、PINコードは補助役という関係です。

QR引き継ぎとの違い

LINEみんなの使い方ガイドの引き継ぎ案内では、かんたん引き継ぎQRコードを使う場合、新旧端末のLINEが12.10.0以上で、OSはiOS 14以上またはAndroid 7以上が条件として案内されています。この方法でも、異なるOS間やバックアップ未実施の場合に直近14日分のトーク履歴を復元できます。ただし、旧端末が手元にあり、QRコードを表示できることが前提です。

プレミアムバックアップとの違い

LINEヘルプセンターのプレミアムバックアップ案内では、LYPプレミアム会員特典として、写真・動画・ファイル・ボイスメッセージを含むトーク履歴をリアルタイムでバックアップでき、異なるOS間でも15日以上前のテキストメッセージを含む履歴を引き継げると案内されています。PINコード不要で無期限バックアップに対応している点が、大きな違いです。

同じOSか異なるOSか、旧端末があるかで考え方はどう変わる?

ここまでの話を、自分の状況に当てはめて考えると判断しやすくなります。特に重要なのは、「同じOSか」「異なるOSか」「旧端末がまだ使えるか」の3点です。

iPhone→iPhone、Android→Androidなら主役は標準バックアップ

同じOS間の引き継ぎでは、基本的に標準バックアップをしっかり取って、引き継ぎ時に復元するのが王道です。PINコードを設定しておく価値はありますが、メインはあくまで通常のバックアップです。PINコードだけで済ませようとすると、「直近14日分だけだった」とあとで気づくことがあります。

iPhone⇔Androidでは「直近14日分をどう守るか」が軸になる

異なるOS間では、同じOS間と同じ感覚で考えない方が安全です。PINコードやQR引き継ぎで直近14日分を守るのか、プレミアムバックアップまで使ってより広い範囲を守るのか、先に方針を決めておくと迷いにくくなります。特に「最近のやりとりだけでも残したい」という方にとって、PINコードは設定コストの低い備えです。

旧端末が使えるかどうかで、立て直しやすさが変わる

旧端末が使えるなら、PINコードの確認や変更ができますし、QR引き継ぎも選択肢に入ります。逆に、旧端末がすでに壊れている、手元にない、電源が入らないという状態だと、できることが一気に減ります。だからこそ、PINコードは機種変更の直前に考えるより、普段のうちに整えておく方が安心です。

家族のLINE引き継ぎをサポートする機会がある方は、基本設定や安全面もあわせて確認しておくと安心です。関連情報として、シニア向けLINEの安全な使い方も参考になります。

LINEのPINコードはどこで設定する?確認・変更方法も解説

設定そのものは難しくありませんが、旧端末が使えるうちに済ませておくことが大切です。画面表示はOSやLINEのバージョンで多少異なるものの、流れは大きく変わりません。

設定前に確認したいこと

  • 旧端末のLINEにログインできること
  • LINEアプリが12.13.0以上であること
  • 忘れにくく、推測されにくい6桁の数字を決めておくこと

設定手順

  1. iPhoneはホーム画面の設定(歯車)からトークのバックアップ、Androidは設定(歯車)からトークのバックアップ・復元を開きます。
  2. 初めてバックアップする場合は今すぐバックアップを選びます。
  3. すでにバックアップ済みの場合はPINコードを作成して今すぐバックアップを選びます。
  4. 6桁のバックアップ用PINコードを入力して登録します。

確認・再設定の流れ

すでにPINコードを設定している場合は、旧端末のLINEから確認や変更ができます。実際の画面名は端末やバージョンで少し異なることがありますが、トークのバックアップ関連の画面からバックアップ用のPINコードへ進む流れです。新端末で困ってから探すより、旧端末が使えるうちに確認しておく方が安心です。

推測されやすい番号は避ける

123456のような連続した数字、111111のような同じ数字の繰り返し、誕生日など個人情報に基づく数字は避けた方が安心です。覚えやすさも大切ですが、単純すぎる番号は控え、紙のメモや安全な方法で控えておくと見直しやすくなります。

LINEのPINコードを忘れたら?やるべきことと注意点

PINコードは普段使わないため、いざ入力を求められた時に「何にしたか思い出せない」となりやすい設定です。ただし、この場面では焦って何度も試すのはおすすめできません。

⚠️ うろ覚えで連続入力しない

LINEヘルプセンターでは、新しい端末でPINコードの入力を10回失敗すると、PINコードによるトーク履歴の復元はできないと案内されています。バックアップがなく、旧端末も手元にない状態で10回失敗すると、トーク履歴を移行しないまま新しい端末でLINEを使うことになるため、思い出せない時はむやみに試さない方が安全です。

旧端末が使えるなら、まず確認や変更を試す

旧端末がまだ使える場合は、設定画面からPINコードの確認や変更ができます。思い出せない時ほど、新端末側で当てずっぽうに入力する前に、旧端末で確認できないかを落ち着いて見直すのが先です。

旧端末が使えない場合は、その場で照会できるとは限らない

旧端末が壊れている、紛失している、電源が入らないといった状況では、PINコードの確認や再設定は難しくなります。この場合、頼れるのは事前に取っていた標準バックアップや、利用条件を満たした他の引き継ぎ方法です。大事なのは、「あとで何とかなる」と考えず、事前に備えることです。

すでに復元できない状態なら、別の対処も確認する

もし今まさに「引き継いだのにトーク履歴が戻らない」という状況なら、PINコードだけで解決できるとは限りません。ケース別の確認ポイントは、LINE引き継ぎでトーク履歴が戻らない時の対処法で詳しく整理しています。現在の状況に近い項目から見直すのがおすすめです。

よくある質問(FAQ)

LINEのPINコードとログインパスワードは同じですか?

いいえ、別物です。バックアップ用PINコードはトーク履歴復元のための6桁コードで、ログインパスワードはアカウント認証に使う情報です。役割が違うので、同じものとして考えないようにしましょう。

バックアップがあればPINコードは設定しなくても大丈夫ですか?

同じOS間で標準バックアップが最新の状態なら優先度は下がりますが、旧端末の故障や異なるOSへの移行を考えると、設定しておく価値はあります。PINコードはバックアップの代わりではなく、別の備えです。

異なるOSでもPINコードは役立ちますか?

はい。事前にPINコードを登録しておくことで、異なるOS間の引き継ぎでも直近14日分のトーク履歴の復元を助けられます。

PINコードを忘れたら、その場で確認できますか?

旧端末が使えるなら確認や変更ができます。一方で、旧端末が使えない状態だと確認は難しくなるため、新端末で何度も入力する前に、旧端末が手元にあるかを確認してください。

PINコードを設定していればトーク履歴は全部戻りますか?

いいえ。PINコードの中心的な役割は直近14日分の復元を助けることです。全履歴を戻したい場合は同じOS間での標準バックアップ、異なるOSで15日以上前や写真・動画も含めて守りたい場合はプレミアムバックアップなど、別の方法も確認する必要があります。

まとめ:LINEのPINコード

LINEのバックアップ用PINコードについて、役割と使いどころを整理しました。

  • PINコードは復元用の設定:ログイン用ではなく、機種変更時にトーク履歴の復元を助ける6桁コードです。

    普段使わないからこそ、役割を知らないままスキップしやすい設定です。

  • 特に役立つのは旧端末トラブルと異なるOS移行:バックアップがない時でも、直近14日分を守れる可能性があります。

    急な故障や紛失に備える事前保険として考えると、必要性をイメージしやすくなります。

  • 全履歴を守る主役ではない:同じOS間で全履歴を戻したいなら標準バックアップ、より広く守りたいならプレミアムバックアップの確認も必要です。

    PINコードだけで全部戻せるわけではない点は、最初に押さえておきたいポイントです。

まずは、旧端末が使えるうちにPINコードを設定・確認しておきましょう。それだけでも、機種変更時の不安をかなり減らせます。

あわせて、同じOS間で移行する予定の方は標準バックアップの状態も見直しておくと安心です。

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