パソコン教室が無料?!ハローワークでスキルアップして就職を有利に!
- 2024/12/14
- BLOG
就職活動で必須のパソコンスキル。民間のパソコン教室に通うのは費用がかかる…と思っている方もいるかもしれません。実は、ハローワークでは就職を支援するための無料のパソコン教室(職業訓練)が多数提供されていることをご存知でしょうか?この記事では、ハローワークの無料パソコン教室について、受講条件、学べる内容、メリット、申し込み方法などを詳しく解説します。パソコンスキルを身につけて、就職を成功させましょう!
ハローワークの無料パソコン教室とは?
ハローワークの無料パソコン教室は、求職者向けの職業訓練の一環として提供されています。大きく分けて「公共職業訓練(離職者訓練)」と「求職者支援訓練」の2種類があり、いずれも受講料は原則無料です(テキスト代などの実費負担はあります)。
公共職業訓練(離職者訓練)
主に雇用保険を受給している求職者の方が対象です。
求職者支援訓練
主に雇用保険を受給できない求職者の方(受給が終わった方も含む)が対象です。
ハローワークのパソコン教室で学べること
コースによって内容は異なりますが、就職活動や仕事で役立つ実践的なスキルを中心に学ぶことができます。以下はその一例です。
- 基本操作: Windowsの基本操作、ファイル管理、インターネット・メールの使い方
- Word(ワード): 文書作成、編集、書式設定、表作成、ビジネス文書作成
- Excel(エクセル): 表計算、データ入力、関数、グラフ作成、データ分析
- PowerPoint(パワーポイント): プレゼンテーション資料作成、スライド作成、アニメーション設定
- その他: データベース、Webサイト作成、プログラミングの基礎など、より専門的な内容を学べるコースもあります。
ハローワークのパソコン教室を受講するメリット
受講料が原則無料
経済的な負担を気にすることなく、必要なスキルを習得できます。
就職支援と連携
訓練修了後の就職相談や求人情報の提供など、ハローワークの就職支援と連携した体制が整っています。訓練で得たスキルを活かして、スムーズな就職を目指せます。
実践的なスキルを習得
就職活動や実際の仕事で役立つ実践的なスキルを重点的に学ぶことができます。即戦力として活躍するための基礎を築けます。
同じ目標を持つ仲間と出会える
同じように就職を目指す仲間と切磋琢磨しながら学習することで、モチベーションを維持しやすく、情報交換なども行えます。
ハローワークのパソコン教室を受講するまでの流れ
- ハローワークへ相談: まずは最寄りのハローワークに行き、パソコンスキルを習得したい旨を伝え、受講可能なコースについて相談します。
- 訓練コースの選択: ハローワークの担当者と相談しながら、自分のレベルや希望に合ったコースを選びます。
- 申し込み: 受講したいコースが決まったら、ハローワークで申し込みの手続きを行います。
- 選考(必要な場合): コースによっては選考(面接や筆記試験など)が行われる場合があります。
- 訓練受講: 訓練期間中は、真面目に授業に参加し、スキル習得に励みます。
ハローワークのパソコン教室を探す方法
- ハローワークインターネットサービス: ハローワークのウェブサイトで、地域や訓練内容などでコースを検索できます。ハローワークインターネットサービス
- 最寄りのハローワークの窓口: 直接ハローワークの窓口で相談することもできます。
注意点
- コースの開催時期や内容は地域によって異なります。
- 受講には一定の要件を満たす必要があります。
- テキスト代などの実費負担があります。
まとめ
ハローワークの無料パソコン教室は、就職を目指す方にとって非常に有効な手段です。パソコンスキルに不安がある方は、ぜひ一度ハローワークに相談してみることをお勧めします。スキルアップを通じて、就職活動を有利に進め、理想の就職を実現しましょう。
この情報が、ハローワークのパソコン教室について知りたい方のお役に立てれば幸いです。
ハローワーク職業訓練の申し込み方法|給付金を受けながらスキルアップ!
再就職、転職、スキルアップを目指す皆さん、ハローワークの職業訓練(ハロートレーニング)をご存知ですか?給付金を受けながら無料でスキルアップできる制度です。この記事では、申し込み方法を中心に、対象者、要件、コース、手続きなどを徹底解説します。
求職者支援制度とは?
求職者支援制度は、再就職・転職・スキルアップを目指す方が、月10万円の生活支援給付金を受給しながら、無料で職業訓練を受講できる制度です。訓練開始前から、訓練期間中、訓練終了後まで、ハローワークが求職活動をサポートします。雇用保険を受給できない離職者や、一定額以下の収入の在職者などが対象です。給付金の支給要件を満たさない場合でも、無料の職業訓練のみを受講できます。
制度活用の主な要件
訓練受講の要件
- ハローワークに求職の申込みをしていること
- 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
- 労働の意思と能力があること
- 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
主な対象者
給付金を受けて訓練を受講する方
- 離職者(雇用保険の適用がなかった離職者、フリーランス・自営業を廃業した方、雇用保険の受給が終了した方など)
- 在職者(一定額以下の収入のパートタイムで働きながら、正社員への転職を目指す方など)
給付金を受けずに訓練を受講する方(無料の訓練のみ)
- 離職者(親や配偶者と同居していて一定の世帯収入がある方、学卒未就職の方など)
- 在職者(働いていて一定の収入のある方、フリーランスで働きながら正社員への転職を目指す方など)
給付金の支給要件
- 本人収入が月8万円以下
- 世帯全体の収入が月30万円以下
- 世帯全体の金融資産が300万円以下
- 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
- 訓練実施日全てに出席する(やむを得ない理由による欠席は8割以上出席)
- 世帯の中で同時にこの給付金を受給して訓練を受けている者がいない
- 過去3年以内に、不正行為により特定の給付金の支給を受けていない
- 過去6年以内に、職業訓練受講給付金の支給を受けていない
給付金の支給額
- 職業訓練受講手当: 月10万円
- 通所手当: 訓練施設への交通費(月上限42,500円)
- 寄宿手当: 月10,700円(一定の条件を満たす場合)
求職者支援資金融資
給付金だけでは生活費が不足する場合、融資制度(求職者支援資金融資)もあります。詳しくはこちらをご覧ください。
ハローワーク職業訓練の申し込み方法
ハローワークの職業訓練に申し込む基本的な流れは以下の通りです。
- 最寄りのハローワークで求職の申し込みを行う。
- ハローワークの窓口で職業訓練について相談する。訓練コースの紹介や受講に関する説明を受けます。
- 希望する訓練コースを選択し、申し込み手続きを行う。
- 選考(面接や筆記試験など)を受ける。
- 選考結果の通知を受け取る。
- 訓練開始!
詳細は最寄りのハローワークにお問い合わせください。
主な訓練コース
- 基礎: ビジネスパソコン科、オフィスワーク科など
- IT: WEBアプリ開発科、プログラマ育成科など
- 営業・販売・事務: OA経理事務科、営業販売科など
- 医療事務: 医療・介護事務科、調剤事務科など
- 介護福祉: 介護職員初任者研修科、介護職員実務者研修科など
- デザイン: 広告・DTPクリエーター科、WEBデザイナー科など
- その他: 3次元CAD活用科、ネイリスト養成科など
訓練期間は2~6ヶ月程度。より長期間の訓練(最長2年)や託児サービス付きのコースもあります。デジタル分野の訓練コースは拡充が進んでいます。
訓練コース検索
訓練受講者の声
- オフィス・Excel実践科
- 介護福祉人材育成早期就職科
- 広告制作・デザイン科
- Webデザイナー養成科
まとめ
ハローワークの職業訓練は、就職を目指す上で非常に有効な手段です。特に現代社会で必須のパソコンスキルを習得できるコースはおすすめです。スキルアップを通じて就職活動を有利に進め、理想の就職を実現しましょう。迷ったら、まずは最寄りのハローワークに相談してみることをお勧めします。親身になって相談に乗ってくれるはずです。
この記事が、ハローワークの職業訓練に興味を持つ皆様のお役に立てれば幸いです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 職業訓練を受けるには、雇用保険に加入している必要はありますか?
A1. いいえ、雇用保険に加入していなくても、一定の要件を満たせば職業訓練を受講できます。特に求職者支援制度を利用する場合は、雇用保険の受給資格がない方が対象となります。
Q2. 給付金は必ずもらえるのですか?
A2. 給付金を受給するには、所得や資産などの要件を満たす必要があります。詳しくはハローワークでご相談ください。
Q3. 訓練期間はどのくらいですか?
A3. 訓練コースによって異なりますが、2ヶ月から6ヶ月程度のコースが多いです。長期間の訓練コースもあります。
Q4. 申し込みはどこで行えばいいですか?
A4. お住まいの地域を管轄するハローワークの窓口で申し込み手続きを行います。
Q5. 訓練コースはどのように選べばいいですか?
A5. ハローワークの窓口で相談しながら、ご自身のスキルや希望する職種に合ったコースを選ぶことをお勧めします。ハローワークのインターネットサービスでもコースを検索できます。
主にWEBサイト運営、パソコン整備を行っています。