初めての確定申告もスマホで完結|令和7年分(2026年実施)手続きガイド 「確定申告、なんだか難しそう……」そう感じて、手続きをためらっていませんか? 実は、令和7年分(2025年1月~12月の所得)の確定申告は、2026年2月16日~3月16日に実施されますが、スマートフォンでの手続きがこれまで以…
- Home
- セキュリティ・トラブル対策
- インスタ・Facebook乗っ取り対策2025!二段階認証とパスワード変更で防ぐ
インスタ・Facebook乗っ取り対策2025!二段階認証とパスワード変更で防ぐ
- 公開日:2025/12/9
- 最終更新日:
- セキュリティ・トラブル対策
- インスタ・Facebook乗っ取り対策2025!二段階認証とパスワード変更で防ぐ はコメントを受け付けていません

「自分は有名人ではないから、乗っ取りなんて関係ない」
そう思っていませんか?実は今、40代から60代の一般の方を狙ったInstagramやFacebookの乗っ取り被害が急増しています。
この記事では、2025年最新の乗っ取り被害の実態と、今すぐ誰でもできる「二段階認証(にだんかいにんしょう)」などのセキュリティ対策、万が一被害に遭ったときの対処法を、専門用語をなるべく使わずに丁寧に解説します。
💡 アカウント乗っ取りは「家に鍵をかけないままにしておくこと」
あなたのInstagramやFacebookのアカウントは、あなたの「デジタルな家」です。鍵をかけずに(セキュリティ対策なしに)放置していると、いつの間にか泥棒(ハッカー)が侵入して、中の荷物(個人情報)を盗んだり、勝手に家を傷つけたり(不正投稿)します。この記事で紹介する「二段階認証」や「強いパスワード」は、その家に堅い鍵と補助錠をつけるようなものです。難しくありません。手順通りにやれば、あなたのアカウントは大幅に安全になります。
読むことで得られる結果: この記事を読み終わったら、あなたは以下のことができるようになります。
- InstagramとFacebookの「二段階認証」を自分で設定できる
- 乗っ取りの予兆に気づき、早期に発見できる
- 万が一乗っ取られた場合も、冷静に対処できる
- 友人や家族を詐欺から守ることができる
注: この記事では、InstagramとFacebookのアカウント乗っ取り対策に焦点を当てていますが、TwitterやLINEなども同様のセキュリティリスクがあります。
2025年のSNS乗っ取り被害の実態:あなたの「信用」が狙われている
かつては「面白半分」の犯行もありましたが、現在は「金銭目的」の組織的な犯罪が主流です。犯人の目的は、あなたのアカウントそのものではなく、長年築いてきた「信用」と「友人・家族との関係」です。
⚠️ 重大な被害:乗っ取ったアカウントからの詐欺メッセージ
アカウントが乗っ取られると、犯人はあなたになりすまして、フォロワー全員に詐欺のダイレクトメッセージ(DM)を一斉送信します。例えば「投資で儲かったから教えてあげる」「アンバサダーに立候補したので投票してほしい」といった内容です。あなたの言葉だと信じた友人が、リンクをクリックして個人情報を抜き取られたり、金銭をだまし取られたりします。
実際の被害事例:Aさん(50代)の場合
ある日、知人から「オンラインのコンテストに参加しているから投票して」とDMが届いたAさん(50代)。応援しようとリンクを開き、求められるままに自分のInstagramのログイン情報を入力してしまいました。
数分後、Aさんのアカウントは乗っ取られ、今度はAさんのアカウントから全フォロワーに同じ詐欺メッセージがばら撒かれてしまいました。Aさんはアカウントを失っただけでなく、友人からの信頼も失う結果となりました。
Facebookでの被害パターン:実名登録の信頼を悪用
Facebookでは、実名登録の信頼性が悪用されます。乗っ取られたアカウントから「電子マネーを買うのを手伝って」とメッセージが送られ、親しい友人や家族が金銭的被害に遭うケースが報告されています。
なぜ乗っ取り被害が増え続けているのか?
大きな理由は、以下の3つです。
①攻撃の手口が巧妙化している
昔は「ブルートフォース攻撃」(パスワードを片っ端から試す)という単純な方法もありました。しかし今は、フィッシング詐欺(本物そっくりの偽のログイン画面)やなりすましメール、偽のリンクを使った高度な詐欺が増えています。
💡 フィッシング詐欺は「偽の警察官の訪問」
フィッシング詐欺は、偽の警察官が「事件があったので身分証を見せてください」と言って近づいてくるようなものです。本物そっくりの制服(偽のメール)を着て、本物そっくりの警察手帳(偽のログイン画面)を見せてきます。よく見ないと本物と区別がつかないため、非常に危険です。
②多くの人が「同じパスワード」を使い回している
これは乗っ取り被害を大きく広げる主な原因の一つです。
一つのウェブサイトやサービスからパスワードが漏れると、犯人はそのパスワードを使って、InstagramやFacebookなど他のサービスにもログインしようとします。別々のパスワードを使っていれば、一つ漏れても他のサービスは安全ですが、同じパスワードを使い回していると、芋づる式にすべてのアカウントが乗っ取られてしまうのです。
狙われやすいアカウントの特徴:あなたは大丈夫?チェックリスト
以下の項目に一つでも当てはまる方は、非常に危険な状態です。すぐに対策してください。
⚠️ リスク診断:乗っ取られやすいアカウントの特徴
- 二段階認証を設定していない
IDとパスワードだけでログインできる状態は、鍵のかかっていない玄関と同じです。
- パスワードを使い回している
他のサイトと同じパスワードを使っていると、どこか一箇所で情報漏洩があった際に、すぐに乗っ取られます。
- パスワードが単純で短い
「名前+誕生日」や「123456」などの単純なパスワードは、数秒で見破られます。
- 不審なリンク・添付ファイルをクリックしている
「あなたのアカウントが凍結されます」といった偽の警告メールや、知人からの怪しいDMのリンクを安易にクリックする癖がある方は要注意です。
- ログイン履歴を確認したことがない
乗っ取りの予兆に気づかず、被害が進行していることに気づかない状態になります。
- 「バックアップコード」を保存していない
スマホを紛失した時などに、アカウント復旧の手段がなくなります。
上記に3つ以上当てはまった方は、今すぐこの記事の「4つのセキュリティ対策」セクションを読み進んでください。
今すぐやるべき4つのセキュリティ対策
被害を防ぐための具体的な設定方法をご案内します。最も重要なのは「二段階認証」です。
💡 二段階認証は「玄関の鍵+チェーンロック」
二段階認証(にだんかいにんしょう)とは、パスワードに加えて、スマホに届く「認証コード」がないとログインできないようにする仕組みのことです。玄関の鍵(パスワード)だけでなく、チェーンロック(スマホの認証コード)の両方がないと中に入れない、という仕組みと同じです。これを設定するだけで、乗っ取りリスクは激減します。
対策①:Instagram二段階認証の設定方法(スマホ・PC両対応)
現在はMeta社の「アカウントセンター」という場所から設定します。難しくありません。以下の手順通りに進めてください。詳しい公式ガイドはInstagram公式ヘルプ「二段階認証でアカウントの安全を確保する」でも確認できます。
詳細手順:
- Instagramのプロフィール画面右上の「≡(三本線)」をタップします。
- 「設定とプライバシー」を選び、一番上の「アカウントセンター」をタップします。
- 「パスワードとセキュリティ」を選び、「二段階認証」をタップします。
- 設定するアカウント(Instagram)を選びます。
- 認証方法を選びます。以下の方法から選択できます:
- SMS(ショートメッセージ): スマホに6桁のコードが届きます。画面の流れがわかりやすく、初心者の方には理解しやすい方法です。
- 認証アプリ(Google認証器など): より高いセキュリティを求める場合は、認証アプリを使う方法も検討してください。アプリを使うことで、SMS詐欺の手口からより守られます。
- 選んだ方法に従い、設定を進めます。SMSの場合は電話番号を入力し、届いた6桁のコードを入力すれば設定完了です。
⚠️ 重要:バックアップコードを必ず安全に保存してください
設定後に表示される「バックアップコード」は、スマホを紛失した際などに、アカウント復旧に必要な非常に大切なコードです。このコードがないと、スマホを失ったときにアカウントにログインできなくなります。
以下の安全な方法から選んで保存してください:
- 紙のノートに書き留める(最も安全)
- パスワード管理ツール(LastPassやBitwardenなど)に記録する
- 別の人に預ける(信頼できる家族など)
- 必要に応じて、スクリーンショットも併用する(ただしクラウド自動アップロードがオフになっていることを確認)
対策②:Facebook二段階認証の設定方法
FacebookもInstagramと同様に「アカウントセンター」から設定可能です。基本的な流れは同じです。
- Facebookアプリのメニュー(右下の三本線またはアイコン)をタップします。
- 「設定とプライバシー」>「設定」>「アカウントセンター」と進みます。
- 「パスワードとセキュリティ」>「二段階認証」をタップします。
- 設定するアカウント(Facebook)を選びます。
- SMS、認証アプリなどから選択し、画面の指示に従って設定を完了させます。
Instagramと同様に、バックアップコードを必ず安全に保存してください。
対策③:強いパスワードの作り方・変更方法
💡 パスワードは「家の鍵」
パスワードは家の鍵と同じです。同じ鍵(同じパスワード)をすべての家(すべてのサービス)で使っていると、一つの家の鍵が盗まれたら、他の家も全部開けられてしまいます。家ごとに違う鍵を使う(サービスごとに違うパスワードを使う)のが安全です。
「名前+誕生日」や「123456」などの単純なパスワードは数秒で見破られます。以下のルールで強いパスワードを作成してください:
✅ 強いパスワード作成のルール
- 12文字以上の長さにする
- 英大文字(A~Z)を1文字以上含める
- 英小文字(a~z)を1文字以上含める
- 数字(0~9)を1文字以上含める
- 記号(!、@、#など)を1文字以上含める
- 他のサービスとは全く違うものにする
良い例と悪い例:
❌ 危険なパスワード
- YamadaTaro1980(名前+誕生日)
- 12345678(連番)
- password(辞書登録されている単語)
- Abc123(短すぎる)
✅ 安全なパスワード
- X7@kL9mPq2#vN5w(ランダムで複雑)
- BlueSky$Mon2025Apr!(複数の要素を混ぜる)
- TigerWalk8@NoRain(単語を組み合わせ、記号・数字を追加)
パスワード変更方法(共通):
- 「アカウントセンター」を開きます。
- 「パスワードとセキュリティ」を選びます。
- 「パスワードの変更」をタップします。
- 現在のパスワード、新しいパスワード(上記ルールで作成)を入力して完了です。
⚠️ パスワード変更後の注意
パスワード変更直後は、他の端末からログアウトされる場合があります。これは正常な動作です。新しいパスワードで再度ログインしてください。
対策④:ログイン履歴・不審なアクティビティの確認方法
現在、自分のアカウントに「誰が・どこから」ログインしているかを定期的にチェックすることで、乗っ取りの予兆に早く気づくことができます。
確認手順:
- 「アカウントセンター」>「パスワードとセキュリティ」>「ログインの場所」をタップします。
- 現在ログインしている端末の一覧が表示されます。
- 身に覚えのない端末(例:使っていないiPhoneやパソコン、海外の地名など)があれば、それを選択して「ログアウト」してください。
- 必要に応じて、直ちにパスワードを変更してください。
ログイン状況を定期的にチェックする習慣:
セキュリティ対策は「一度やれば終わり」ではありません。
月に一度は上記の「ログインの場所」を確認し、不審なアクセスがないかチェックする習慣をつけましょう。これだけで、乗っ取りの予兆に早く気づくことができます。
📅 月1回の習慣チェック
- 月の初日(例:毎月1日)など、覚えやすい日を決める
- 「ログインの場所」を確認する
- 身に覚えのない端末がないか確認する
- 不安な点があれば、パスワードを変更する
乗っ取られたかも?と感じたときの対処法
「勝手に投稿されている」「ログインできない」といった場合の対処法です。慌てず、以下の手順に従ってください。
状況①:ログインできない場合(パスワードが変えられた)
犯人がパスワードを変更してしまった場合の対処法です。詳しくはInstagramにログインできない場合の公式ガイドも参考になります。
詳細手順:
- ログイン画面にある「パスワードを忘れた場合」をタップします。
- メールアドレスや電話番号を入力し、「ログインリンク」を送ってもらいます。
- メールアドレスに届いたリカバリーメールをチェックし、リンクをクリックして新しいパスワードを設定します。
⚠️ 最悪のシナリオ:メールアドレスも犯人に変えられた場合
メールアドレスが届かない場合は、犯人がメールアドレスも変更している可能性があります。この場合、「サポートリクエスト」へ進み、本人確認(顔写真付き身分証の送信や自撮りビデオなど)を行う必要があります。以下の公式ページから報告してください:
- Instagram乗っ取り報告フォーム: https://www.instagram.com/hacked
- Facebook乗っ取り報告フォーム: https://www.facebook.com/hacked
状況②:ログインできるが見覚えのないアクティビティがある場合
アカウントにはアクセスできるが、勝手に投稿されたり、変な操作が行われている場合です。
- 即座にパスワードを変更してください。これで犯人は強制的にログアウトされます。
- 「二段階認証」がオフになっていないか確認し、必ずオンに設定し直してください。
- 「設定」>「アプリとウェブサイト」から、見覚えのない連携アプリをすべて削除してください。
- フォロワーに向けて、「最近不審なメッセージを受け取った方へ:アカウントが乗っ取られていました。リンクは開かないでください」と投稿して注意喚起してください。
⚠️ 連携アプリを削除することの重要性
犯人は、あなたのアカウントに「怪しいアプリ」を連携させている可能性があります。これを削除することで、犯人の侵入口を塞ぐことができます。
自力での復旧が難しい場合:公式サポートへ報告
自分で対処できない場合は、迷わず公式の専用フォームから報告してください。
- Instagram乗っ取り報告フォーム: https://www.instagram.com/hacked
- Facebook乗っ取り報告フォーム: https://www.facebook.com/hacked
詳細は各サービスのサポートセンターで最新情報をご確認ください。公式のサポートチームは、本人確認後、アカウント復旧を優先的にサポートしてくれます。
不審なDM・リンクから身を守る方法
乗っ取りの入り口は、多くの場合「DM(ダイレクトメッセージ)」です。以下の対策を心がけてください。
⚠️ 友人からのDMでも疑うことが大切
「このリンク見て!」「投票して!」といった内容は、友人のアカウントが既に乗っ取られている可能性があります。たとえ信頼できる友人からのメッセージでも、絶対にリンクを開かず、LINEや電話など別の手段で本人に確認してください。
公式からの連絡を確認する際の安全な方法:
公式からの連絡は、メールやDMのリンクからではなく、アプリやブックマークした公式サイトから確認することが重要です。
公式からの連絡は、以下の方法でのみ行われます:
- アプリ内の「設定」にある「お知らせ」や「通知」
- 登録メールアドレス宛のメール(ただし、メール内のリンクを信用せず、必ずアプリから直接確認することが安全です)
💡 偽のメール・DMは「なりすまし詐欺の電話」
不審なDMやメールは、詐欺師がなりすまし電話をかけてくるのと同じです。「警察です」「銀行の者ですが」と言って、個人情報やお金をだまし取ろうとします。電話で「すぐに銀行口座を教えてください」と言われたら、誰もが疑いますよね。メールやDMでも同じです。一度疑ってから、別の手段で本人確認してください。
⚠️ 不審なDMの見分けチェックリスト
- リンクが含まれている→ 開く前に本人に電話で確認
- 急かされている「今すぐ」「緊急」といった表現 → 詐欺の可能性大
- 個人情報を求めているパスワード、生年月日、クレジットカード情報 → 公式は絶対に聞かない
- 文体が普段と違う友人とは思えない硬い文章 → アカウント乗っ取りの可能性
- 賞金やお得情報を提示「無料で〇万円プレゼント」など → ほぼ詐欺
まとめ:セキュリティ対策チェックリスト(今日中にやること)
SNSは楽しく便利なツールですが、鍵のかかっていない家と同じで、無防備なままでは危険です。この記事で紹介した対策を、今日中に実行してください。
✅ 今日中に完了させるべき対策
- ☐ Instagram・Facebookで「二段階認証」を設定した
最も重要です。これだけで乗っ取りリスクは大幅に低下します。
- ☐ パスワードを「長く・複雑で・使い回していない」ものに変更した
12文字以上、大小文字・数字・記号を混ぜたものを使用してください。
- ☐ 「ログインの場所」を確認し、不審な端末をログアウトさせた
身に覚えのないログイン場所がないか確認してください。
- ☐ 万が一のために「バックアップコード」を安全に保存した
紙に書くか、パスワード管理ツールを使うなど、複数の選択肢があります。
- ☐ 友人からの怪しいリンクは開かないと決めた
本人確認を別の手段で行うことを心がけてください。
- ☐ 月1回、ログイン状況を確認する習慣をつけた
乗っ取りの予兆に早く気づくことができます。
最後に:あなたのアカウント・信用を守れるのはあなただけです
セキュリティ対策は、「面倒」「難しい」と感じるかもしれません。しかし、実際にやってみると、15分~30分あれば十分です。
一度設定してしまえば、あなたのアカウントの安全性は劇的に向上します。そして、あなたの友人や家族も詐欺から守ることができます。
「自分は大丈夫」という油断が、被害の大きな原因です。
今この瞬間が、あなたのアカウントを守る最後のチャンスかもしれません。ぜひ今日中に、この記事で紹介した対策を実行してください。
もし一人で設定するのが不安な場合は、お近くのパソコン教室で講師に相談するのも良いでしょう。教室では、講師が隣でサポートしながら、安心して設定を進められます。あなたのペースで、丁寧に進めることができます。
安全にSNSを楽しむために、今すぐ行動してください。あなたなら、できます。
—
使用した外部リンク:

【初心者向け】近くのおすすめパソコン教室ナビならパソコンが初めての方でも安心!全国の初心者向けパソコン教室情報に加え、基本操作、Word・Excel、資格取得など、スキルアップに役立つ情報が満載!






