OneDriveの同期を解除する方法|Windowsで不要な同期を停止
- 2024/12/21
- BLOG
Windowsパソコンでファイルをダウンロードした際に、自動的にOneDriveに同期されるのを解除したいと思ったことはありませんか?この記事では、OneDriveの同期を解除する様々な方法を解説します。同期を完全に停止する方法から、特定のフォルダだけ同期を解除する方法、バックアップのみを停止する方法まで、あなたの状況に合わせた最適な方法を見つけることができます。
OneDriveの同期を解除する3つの方法
OneDriveの同期解除には、大きく分けて3つの方法があります。
1. 特定のフォルダの同期を解除する
OneDriveとの同期は維持しつつ、特定のフォルダだけ同期対象から外したい場合に有効です。例えば、「ダウンロード」フォルダや特定のプロジェクトフォルダだけ同期を解除したい場合に便利です。
- タスクバーのOneDriveアイコン(雲のマーク)をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、歯車アイコンをクリックし、「設定」を選択します。
- 「アカウント」タブを選択し、「フォルダーの選択」をクリックします。
- 同期しているフォルダの一覧が表示されるので、同期を解除したいフォルダのチェックを外します。
- 「OK」をクリックして変更を保存します。
2. OneDriveとの同期を完全に解除する
OneDriveとの同期を完全に停止し、パソコンとOneDriveの接続を解除する場合に使用します。これにより、パソコンにダウンロードしたファイルはOneDriveに同期されなくなります。OneDriveを全く使わない場合や、別のクラウドストレージサービスを利用する場合に適しています。
- タスクバーのOneDriveアイコン(雲のマーク)をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、歯車アイコンをクリックし、「設定」を選択します。
- 「アカウント」タブを選択し、「このPCからリンクを解除する」をクリックします。
- 確認画面が表示されるので、「アカウントのリンク解除」をクリックします。
3. 「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」フォルダのバックアップを停止する
Windowsには、「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」フォルダをOneDriveに自動的にバックアップする機能があります。この機能を停止することで、これらのフォルダにダウンロードしたファイルがOneDriveに同期されるのを防ぐことができます。これらのフォルダをローカル環境だけで管理したい場合に有効です。
- タスクバーのOneDriveアイコン(雲のマーク)をクリックします。
- 表示されたウィンドウで、歯車アイコンをクリックし、「設定」を選択します。
- 「同期とバックアップ」タブを選択し、「バックアップを管理」をクリックします。
- 「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」それぞれのバックアップのオン/オフを切り替えます。オフにすることで、これらのフォルダはOneDriveにバックアップされなくなります。
補足事項
- 上記の手順で同期を解除しても、OneDriveに既に同期されているファイルはOneDrive上に残ります。これらのファイルをパソコンから完全に削除したい場合は、OneDriveのウェブサイトにアクセスして削除するか、パソコンのOneDriveフォルダから削除する必要があります。
- 同期を解除した後、再度同期したい場合は、OneDriveにログインし、同期するフォルダを選択することで再開できます。
- OneDriveの容量が不足している場合、同期が正常に行われないことがあります。この場合は、不要なファイルを削除するか、OneDriveの容量を増やすことを検討してください。
- 一時的に同期を停止したい場合は、OneDriveアイコンを右クリックし、「同期の一時停止」を選択することで、一定時間同期を停止できます。
どの方法を選ぶべきか?
どの方法が最適かは、あなたの状況によります。
- 特定のフォルダのみ同期を解除したい場合:「特定のフォルダの同期を解除する」
- 完全にOneDriveとの接続を切りたい場合:「OneDriveとの同期を完全に解除する」
- 特定のフォルダのバックアップだけを停止したい場合:「「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」フォルダのバックアップを停止する」
OneDrive同期解除後の注意点とトラブルシューティング
OneDriveの同期を解除した後、または解除中に起こりうる問題と、その解決策について解説します。
同期解除後のファイルの扱い
- OneDrive上のファイル:同期を解除しても、OneDriveのクラウド上にあるファイルは削除されません。必要に応じて、OneDriveウェブサイトからダウンロードするか、削除してください。
- PC上のファイル:同期を解除する前にPCにダウンロードされていたファイルは、そのままPCに残ります。ただし、同期が解除された後は、これらのファイルに対する変更はOneDriveに反映されません。
同期が解除できない場合
- OneDriveが起動しているか確認:タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開き、「プロセス」タブで「Microsoft OneDrive」が起動している場合は、プロセスを終了させてから再度同期解除を試してください。
- Windowsを再起動:上記で解決しない場合は、Windowsを再起動することで問題が解消されることがあります。
- OneDriveの再インストール:OneDriveのプログラム自体に問題がある場合は、一度アンインストールしてから再インストールすることで解決する可能性があります。
容量不足による同期の問題
OneDriveの容量が不足していると、同期が正常に行われないことがあります。以下の方法で対処できます。
- 不要なファイルを削除:OneDrive上の不要なファイルを削除して容量を確保します。
- OneDriveの容量をアップグレード:Microsoft 365のサブスクリプションに加入するか、追加のストレージを購入することで容量を増やすことができます。
OneDriveの同期を一時停止する方法
完全に同期を解除するのではなく、一時的に同期を停止したい場合は、以下の手順で操作します。
- タスクバーのOneDriveアイコン(雲のマーク)を右クリックします。
- 「同期の一時停止」にカーソルを合わせます。
- 一時停止する時間(2時間、8時間、24時間)を選択します。
一時停止を解除する場合は、OneDriveアイコンを右クリックし、「同期の再開」をクリックします。
まとめ
この記事では、OneDriveの同期を解除する3つの方法と、同期解除後の注意点、トラブルシューティング、一時停止する方法について解説しました。あなたの状況に合わせて最適な方法を選択し、OneDriveを快適に活用してください。
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