パソコンのアップデートとは、次のような意味で使われています。
- システムやセキュリティを最新の状態にすること
- 一般的には、「Windows Update」のこと
- マイクロソフト社が提供しているもので、脆弱性の修正プログラムや新しく利用できる機能などがある
Windows Updateを行う目的
- 機能の追加や性能の向上
- 脆弱性の修正、不具合の修正
パソコンのアップデートしないとどのような問題が起こるのか?
- 脆弱性からウイルスに感染するリスクや不正アクセスされるリスクが高まる
- 新しい機能が使えない
- 不具合が解消されない
アップデートしないことで起こる大きな問題は、「ウイルスに感染するリスクや不正アクセスのリスクが高まる」ことです。
悪意を持った人は、常に脆弱性を見つけようとしています。
脆弱性が見つかると、格好の標的になってしまうのです。
具体的な被害としては、次のような被害が起こる可能性があります。
- システムが乗っ取られる、外部から遠隔操作されてしまう
- 個人情報やクレジットカード情報、インターネットバンキングなどの情報が抜き取られる
ブラウザのアップデートも必要
ブラウザはOSとは異なる、簡単に言えばWebページを見るためのアプリのようなものです。
代表的なブラウザとしては、次のようなものがあります。
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
- Brave
ブラウザもOSと同じように、常に最新の状態にしておく必要があるのです。
その理由とは、次のようなもの。
- 悪意のあるサイトなどに誘導される、あるいは広告が表示されただけでウイルスに感染してしまう
- 古いバージョンを長く利用している場合や、サポートが切れたブラウザを使うとウイルス感染のリスクが高まる
Windows Updateのやりかた
Windows Updateのやり方について解説します。
- スタートボタンをクリック
- [設定]を選択して、設定の中にある[更新とセキュリティ]をクリック
- Windows Updateが表示されるので、[今すぐインストール]を押す。
※既に最新の状態になっている場合、更新プログラムがない場合には[今すぐインストール]は表示されない。
Windows Updateは手動でアップデートもできますが、自動更新にすることも可能です。
自動更新の場合には、以下のような方法で行います。
- [設定]を選択して、設定の中にある[更新とセキュリティ]をクリック
- Windows Updateの[アクティブ時間の変更]を選択。
- アクティブ時間を指定すると指定外の時間で自動更新が行われます。
ブラウザのアップデート方法
- Internet Explorer Windows Updateを行うか、マイクロソフト社のホームページで最新版をダウンロードする
- Microsoft Edge Windows Updateを行うか、マイクロソフト社のホームページで最新版をダウンロードする
- Google Chrome Google Chromeを開き、[ヘルプ] [Google Chrome について]をクリックして、[Google Chrome を更新]をクリックすることで最新版にできる
- Firefox 初期設定では自動的に更新されるようになっている。[ヘルプ] をクリックして、[Firefox について]を選択する、更新ができる場合には自動的に更新される
- Safari Apple メニューから「システム環境設定」を選択、「ソフトウェア・アップデート」をクリック、表示されている「今すぐアップデート」をクリックすれば完了
- Brave Brave についてを選択するとアップデートを確認してくれます。
セキュリティという観点からも、「OSやブラウザは常にアップデートを行い最新のものにしておく」ことが大切です。
リスクを低減させるためにも、必ず行いましょう。
主にWEBサイト運営、パソコン整備を行っています。