LINEバックアップで写真・動画は残る?保存範囲を比較

  • 公開日:2026/3/29
  • 最終更新日:
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LINEバックアップで写真・動画は残る?標準・プレミアム・アルバム保存の違い

「LINEをバックアップしたのに、写真や動画が見当たらない」。この不安は、復元の失敗というより、LINEで保存されるデータの範囲を誤解したまま機種変更してしまったときに起こりやすいものです。

  • LINEの標準バックアップで残るもの、残らないもの
  • プレミアムバックアップ、アルバム、ノート、端末保存の違い
  • 機種変更前にどこへ保存しておけば安心か

こんな方におすすめの記事です

  • トーク履歴だけでなく、写真や動画、ファイルも消したくない方
  • 機種変更前に「バックアップしたのに画像が消えるのでは」と不安な方
  • 家族のLINE引き継ぎを手伝う前に、仕様の違いを整理しておきたい方

本記事では、LINEバックアップで写真・動画が残るかどうかを軸に、標準バックアップ、プレミアムバックアップ、アルバム、ノート、端末保存の違いをわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)

注:本記事は2026年3月時点で確認できるLINE公式案内をもとに整理しています。アプリの仕様は今後変わる可能性があるため、最終的には公式案内もあわせてご確認ください。


LINEバックアップで何が残る?まずは保存対象を一覧で確認

最初に結論からいうと、「LINEをバックアップした=全部残る」ではありません。 同じOS同士で使う標準バックアップ、異なるOSでの通常引き継ぎ、バックアップ用PINコード、LYPプレミアム会員向けのプレミアムバックアップでは、保存できる範囲が違います。

標準バックアップ・異なるOSの通常引き継ぎ・プレミアムの違い

データの種類同一OS+標準バックアップ異なるOSの通常引き継ぎ / PINコードプレミアムバックアップ補足
トーク本文○ 全期間○ 直近14日間○ 全期間標準バックアップはiPhone→iPhone、Android→Androidのみ
トーク内の写真・動画×○ 直近14日間○ 全期間プレミアムでも一部対象外になる場合があります
トーク内のファイル・ボイスメッセージ×○ 直近14日間○ 全期間標準バックアップの保存対象ではありません
アルバム・ノートに保存中のデータバックアップ不要バックアップ不要バックアップ不要アカウント引き継ぎで見られます
友だち・グループ・プロフィールバックアップ不要バックアップ不要バックアップ不要トーク履歴とは別枠で引き継がれます
通知音・背景画像×××設定は引き継がれません

公式の整理では、同じOS間の標準バックアップ、異なるOSでの通常引き継ぎ、バックアップ用PINコード、プレミアムバックアップで保存対象が変わります。トーク本文だけを残したいのか、写真や動画、ファイルまで残したいのかで選び方が変わると考えると整理しやすくなります。

⚠️ 一番多い誤解は「標準バックアップで写真も戻る」と思うことです

LINE公式ヘルプでは、標準バックアップは同じOS間で使う機能で、保存できるのはテキストメッセージのみと案内されています。トーク本文は戻っても、トーク内の写真や動画が見当たらないのは、失敗ではなく仕様どおりのケースがあります。

先に結論を知りたい方へ

写真や動画を本当に残したいなら、標準バックアップだけに頼らず、何をどこへ残すかを分けて考えるのが大切です。共有したい写真はアルバム、自分用に確実に残したいものは端末保存、トーク履歴ごと保持したいならプレミアムバックアップという整理にすると迷いにくくなります。

標準バックアップ・PINコード・異なるOS・プレミアムの違い

結論からいうと、同じOSなら標準バックアップでテキスト中心、異なるOSやPINコードは直近14日間、プレミアムは全期間のテキストとメディアが対象です。

ここでは、「名前は似ているけれど役割が違う」4つの考え方を整理します。仕様を混同すると、必要な準備を間違えやすくなります。

標準バックアップ

iCloud DriveまたはGoogle ドライブへ保存する、全ユーザー向けの機能です。同じOS間で、テキストメッセージを復元したいときに向いています。

プレミアムバックアップ

LYPプレミアム会員向けの機能です。全期間のテキスト、写真、動画、ファイル、ボイスメッセージを対象にし、異なるOS間でも広い範囲を引き継げます。

標準バックアップで残るのはテキストメッセージのみ

LINE公式ヘルプの標準バックアップ案内では、標準バックアップはiCloud DriveまたはGoogle ドライブにトーク履歴を保存する機能と案内されています。ただし、使えるのは同じOS同士の引き継ぎだけで、保存対象はテキストメッセージのみです。

そのため、iPhoneからiPhone、またはAndroidからAndroidへ機種変更する場合でも、標準バックアップだけでトーク内の写真、動画、ファイル、ボイスメッセージまで丸ごと戻るわけではありません。

バックアップ用PINコードや異なるOS引き継ぎは「直近14日間」が基本

バックアップ用PINコードの公式説明では、PINコードは引き継ぎ時にトーク履歴を復元するための6桁の暗証番号と案内されています。事前に設定しておくことで、バックアップがなくても、OSに関係なく直近14日間のトーク履歴を引き継げます。

また、異なるOSでの通常引き継ぎに関する公式案内でも、直近14日間のトーク履歴が対象です。この14日間の範囲内であれば、テキストだけでなく写真、動画、ファイル、ボイスメッセージも引き継げる形で整理されています。

逆にいうと、15日以上前のトーク履歴や、その中の写真・動画まで当然に戻ると考えないことが重要です。

プレミアムバックアップは全期間のテキストとメディアが対象

プレミアムバックアップの公式ヘルプでは、LINEが提供する100GBのストレージにリアルタイムでトーク履歴を保存する機能と案内されています。対象はテキストメッセージ、写真、動画、ファイル、ボイスメッセージで、異なるOS間でも15日以上前のトーク履歴を含めて引き継げます。

ただし、よいことばかりではありません。LINE公式では、LYPプレミアムを解約するとプレミアムバックアップで保存されているデータは削除されると案内しています。また、LINE最新バージョンでの利用が推奨されており、15.5.1未満では利用できない端末があります。

写真・動画・ファイルが消えたように見えるのはなぜ?

「バックアップしていたのに消えた」と感じる場面の多くは、復元失敗そのものではなく、保存対象の認識違いで説明できます。ここを切り分けておくと、対処が必要なのか、仕様どおりなのかを判断しやすくなります。

トーク内メディアは標準バックアップの対象外だから

もっとも多いのは、トーク本文は戻ったのに、画像や動画だけが見つからないというケースです。これは、標準バックアップの対象がテキストメッセージのみだからです。LINE公式でもこの点は明確に案内されています。

つまり、同じOS同士で標準バックアップを使っていても、トーク内の写真・動画・ファイル・ボイスメッセージまで自動で復元されるわけではありません。

プレミアムでも「一部対象外」がある

プレミアムバックアップは保存範囲が広いものの、何でも100%入るわけではありません。公式では、公式アカウントからのメッセージやシステムメッセージ、プレミアム利用前に有効期限が切れていた写真・動画・ファイル・ボイスメッセージ、一部の過去データはバックアップされない場合があると案内されています。

また、削除したトークルームは、削除後にバックアップしても消えた状態で保存されるため、あとから復元はできません。大事なやり取りがあるトークルームは、削除前に保存先を分けておくことが大切です。

「戻らない」と「そもそも保存対象ではない」を分けて考える

引き継ぎ後に想定どおり復元されなかったときは、まず「そのデータが保存対象だったか」を確認してください。そこが対象外なら、設定を何度見直しても戻りません。逆に、対象内のはずなのに見つからない場合は、復元手順やアカウント、バックアップ先の確認が必要です。

実際に戻らなかったケースの確認順は、LINE引き継ぎでトーク履歴が戻らない時の対処法で詳しく整理しています。まず仕様を把握し、そのうえでトラブル切り分けに進むと迷いにくくなります。

アルバム・ノート・端末保存の違いを整理する

トーク履歴バックアップだけで考えると混乱しやすいのが、アルバム、ノート、端末保存の位置づけです。ここは「バックアップ方法」ではなく、「残したいデータをどこへ逃がすか」という視点で見るとわかりやすくなります。

アルバムは「共有しながら残す」保存先

LINEみんなの使い方ガイドのアルバム解説では、写真はアルバムにまとめることで無期限に保存できると案内されています。家族写真や旅行写真のように、トークの流れとは別にまとめて見返したいデータと相性がよい保存先です。

また、アルバム機能のLINEヘルプでは、アルバムにアップロードできるコンテンツは会員条件で違います。LYPプレミアム非会員は通常画質の写真、会員はオリジナル画質の写真と動画も扱えます。トークルーム内の写真・動画一覧から、アルバムや端末へ保存する操作も可能です。

ノートは「掲示板型の共有」で、写真保管の代わりには限界がある

ノート機能のLINE公式ガイドでは、ノートはメンバーで情報を共有する掲示板のような役割として案内されています。テキスト、画像、URL、位置情報などをまとめたいときに便利ですが、アルバムの代わりと考えるのは少し違います。

理由は、ノートが「話題の整理」向けの機能だからです。しかも、LINE公式ガイドでは、ノートへの動画投稿機能は2024年2月中旬で終了したと案内されています。写真の一覧保管や動画の保管を中心に考えるなら、ノートよりアルバムや端末保存のほうが向いています。

端末保存は「LINEの外」に出して残す方法

トークルームの写真・動画・ファイル一覧に関するLINE公式ヘルプでは、複数のデータをまとめて確認し、アルバムや端末に保存できると案内しています。自分だけで確実に残したい写真や動画は、端末保存がもっとも分かりやすい方法です。

ダウンロード後の保存先も公式で示されており、iPhone / iPadでは写真アプリ、Androidでは内部ストレージ内のLINE関連フォルダなどに保存されます。機種変更前に「これは絶対に消したくない」というものがあるなら、LINEの外へ出しておく考え方が安心です。

残したいデータ別に、どこへ保存すればいい?

ここまでの違いを、実際の選び方に落とし込むと次のようになります。

残したいデータ別の保存先チェック

  • トーク本文を残したい → 同じOSなら標準バックアップ、異なるOSや長期履歴も残したいならプレミアム
  • 共有したい写真を残したい → アルバム
  • 自分用に確実に残したい写真・動画・ファイル → 端末保存
  • トークの流れごと写真や動画も残したい → プレミアムバックアップ

トーク本文を残したい人

メインがテキストメッセージなら、同じOS同士の機種変更では標準バックアップが基本です。ただし、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneのような異なるOSでは、通常は直近14日間が前提になります。昔のやり取りまで残したいかどうかが、プレミアムバックアップを考える境目になります。

写真・動画・ファイルを残したい人

このタイプの方は、「トーク履歴のバックアップ」と「メディアの保存先」を分けて考えたほうが安全です。標準バックアップは写真や動画を含まないため、重要なデータがあるなら、アルバムか端末保存を先に済ませておくのがおすすめです。

共有前提の写真はアルバム、自分だけで確実に残したいものは端末保存、トーク履歴の文脈ごと全部残したいならプレミアムという考え方が現実的です。

家族写真や重要書類のやり取りを消したくない人

たとえば、家族の写真はアルバムへ、PDFなどの大事なファイルは端末へ、やり取り全体はバックアップというように役割を分けると、どれか1つに頼りすぎずに済みます。LINEは便利ですが、すべての保存目的を1つの機能だけで満たす設計ではありません。

機種変更前に確認したい注意点

最後に、引き継ぎ前に見落としやすいポイントをまとめます。ここを先に確認しておくと、「バックアップしたはずなのに違った」というミスを減らしやすくなります。

1. 同じOSか、異なるOSかを最初に確認する

  1. iPhoneからiPhone、またはAndroidからAndroidなら、標準バックアップの対象です。
  2. iPhoneとAndroidをまたぐ場合は、通常引き継ぎやPINコードでは直近14日間が基本です。
  3. 異なるOSで15日以上前の履歴も残したい場合は、プレミアムバックアップの対象か確認します。

2. 残したい写真・動画は引き継ぎ前に端末保存しておく

トーク履歴のバックアップや復元で問題が発生している場合のLINE公式ヘルプでも、保存しておきたい画像や動画がある場合は、LINEアカウントの引き継ぎ前に端末へ保存するよう案内されています。特に、機種変更後に慌てて探したくない写真や動画は、引き継ぎ前に端末保存しておくほうが確実です。

3. プレミアムを使うなら条件も確認する

プレミアムバックアップは便利ですが、LYPプレミアム会員限定で、LINE最新バージョンでの利用が推奨されています。古いバージョンでは使えない場合があるため、利用前に公式案内を確認してください。解約時に保存データが削除される点も見落としやすい注意点です。

4. 家族の引き継ぎを手伝う場合は安全設定も見直す

シニアの端末設定やLINE初期設定もあわせて見直したい場合は、シニア向けLINEの安全な使い方も参考になります。引き継ぎ後は、データだけでなく、通知や詐欺対策の確認まで済ませておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

LINEのバックアップをしていれば、写真や動画も自動で戻りますか?

いいえ。標準バックアップで戻るのはテキストメッセージのみです。写真や動画まで含めて全期間残したい場合は、プレミアムバックアップや端末保存、アルバム保存を使い分ける必要があります。

アルバムやノートはバックアップしなくても引き継げますか?

はい。LINE公式では、アルバムやノートに保存中のデータはバックアップ不要で引き継げると案内されています。トーク履歴バックアップとは別枠で考えるとわかりやすいです。

バックアップ用PINコードがあれば、昔のトークや写真も全部戻せますか?

いいえ。PINコードで引き継げるのは、事前設定がある場合の直近14日間のトーク履歴です。15日以上前の履歴まで当然に戻る仕組みではありません。

プレミアムバックアップを解約すると、保存データはどうなりますか?

LINE公式では、LYPプレミアムを解約すると、プレミアムバックアップで保存されているデータは削除されると案内されています。利用前にこの点は必ず確認しておきましょう。

ノートは写真や動画の保存先として使えますか?

ノートは共有メモに近い機能です。画像は投稿できますが、動画投稿機能は2024年2月中旬で終了しています。写真や動画の保管先としては、アルバムや端末保存のほうが向いています。

QRコードのかんたん引き継ぎでも、写真や動画は全部戻りますか?

いいえ。QRコードのかんたん引き継ぎでも、通常は直近14日間のトーク履歴が対象です。写真や動画も、その範囲を超えて全部戻るとは考えないほうが安全です。

まとめ:LINEバックアップで写真・動画は残る?保存範囲を比較

この記事では、LINEバックアップで何が残るのかを整理しました。

  • 標準バックアップはテキストメッセージ中心:同じOS間で使う機能で、写真や動画は保存対象ではありません。

    「バックアップしたのに画像がない」と感じる原因の多くは、ここにあります。

  • 異なるOSでは直近14日間が基本:通常引き継ぎやPINコードでは、直近14日間のトーク履歴が前提です。

    昔のやり取りまで残したいなら、通常引き継ぎだけでは足りないことがあります。

  • 写真や動画は保存先を分けるのが安全:共有用はアルバム、自分用は端末保存、履歴ごと残したいならプレミアムが向いています。

    1つの機能ですべてをカバーしようとせず、用途ごとに分けると失敗しにくくなります。

LINEの引き継ぎでは、まず「何を残したいか」を決めてから、標準バックアップ、プレミアム、アルバム、端末保存を選ぶのが近道です。

すでに引き継ぎ後でトーク履歴が戻らず困っている場合は、LINE引き継ぎでトーク履歴が戻らない時の対処法もあわせてご覧ください。

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