2026年3月、PhotoshopにAIアシスタント機能が加わり、画像編集は「ツールを覚えて操作する」だけでなく、「やりたいことを言葉で伝える」方向へ大きく進み始めました。とはいえ、初心者にとって本当に気になるのは、新機能の話題性よりも「自分にはPhotoshop・Canva・GIMPのどれが合うの…
- Home
- AI・Copilot活用
- Photoshop AIアシスタントの使い方|音声指示とAIマークアップ入門
Photoshop AIアシスタントの使い方|音声指示とAIマークアップ入門
- 公開日:2026/4/12
- 最終更新日:
- AI・Copilot活用
- Photoshop AIアシスタントの使い方|音声指示とAIマークアップ入門 はコメントを受け付けていません
2026年3月に、Adobe Photoshopの「AI Assistant」と「AI Markup」がパブリックベータとして公開されました。Photoshopに苦手意識があった方でも、「やりたいことを言葉で伝える」入口が増えたことで、以前より始めやすくなっています。
- Photoshop AIアシスタントで何ができるのかがわかる
- 音声指示とAIマークアップの違いと使いどころが整理できる
- Canva・GIMPと比べて自分に合うツールを判断できる
こんな方におすすめの記事です
- Photoshopは難しそうで避けてきたが、AIでどこまで簡単になったのか知りたい方
- CanvaやGIMPから一歩進んで、もう少し本格的な画像編集に挑戦したい方
- 不要物削除や背景変更を、できるだけ迷わず進めたい初心者の方
本記事では、Photoshop AIアシスタントの使い方と音声指示・AIマークアップで何が変わるのかを、初心者向けにわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)
注:本記事で扱うAI AssistantとAI Markupは、2026年4月時点でAdobeが公開しているベータ機能を前提にしています。仕様や提供範囲は今後変わる可能性があります。
Photoshop AIアシスタントとは何か
Adobeは2026年3月、Photoshopの新機能としてAI Assistantを発表しました。Adobe公式ブログでは、背景変更、不要物削除、ライティング調整、色味の調整などを「こうしたい」と言葉で伝えられることが大きな特徴として紹介されています。詳しい使い方はAdobe Help Centerで確認できます。
ここで大事なのは、「Photoshopが完全自動になった」という話ではないことです。以前のPhotoshopは、どのツールを選び、どの順番で触るかを理解してから作業を始める場面が多くありました。AI Assistantの登場で、その入口が「まず自然な言葉で目的を伝える」に変わりつつあります。
Adobe公式では、AI Assistantは編集を自動で適用するだけでなく、ステップごとに案内を受けながら進める使い方も想定しています。そのため、初心者にとっては「一発で全部やってもらう機能」というより、画像編集の学習コストを下げる補助役として見ると理解しやすいです。
また、現時点でAdobeが前面に出しているのは、Photoshopのweb版とモバイル版です。web版ではAI AssistantとAI Markup、モバイル版ではAI Assistantによる素早い調整が案内されています。開始手順はAdobe Help Centerでも公開されているため、使い方を確認しながら進めたい方はPhotoshop web版のAI AssistantヘルプやPhotoshopモバイル版のAI Assistantヘルプをあわせて見ると安心です。
音声指示とAIマークアップで何が変わるのか
今回のアップデートで注目されやすいのが、モバイル版の音声指示と、web版のAI Markupです。似ているように見えますが、役割は少し違います。
音声指示は「思いついた編集」をすぐ試しやすい
Adobe公式ブログでは、Photoshopモバイル版で音声による編集リクエストができると案内されています。モバイル版のヘルプでも、ホーム画面からAI Assistantを選び、画像を読み込んで編集を始める流れが示されています。スマホで写真を見ながら「背景を明るくしたい」「雰囲気を変えたい」と感じたとき、そのまま言葉で入口を作れるのが強みです。
つまり、音声指示の良さは「細かい手作業をすべて音声で完了すること」ではなく、やりたい編集を素早く伝えて、最初の一歩を軽くすることにあります。外出先での写真整理や、投稿前のちょっとした調整と相性がよい場面が増えそうです。
AIマークアップは「どこを変えたいか」を伝えやすい
一方、AI MarkupはPhotoshop web版の機能です。Adobe Help Centerによると、画像上に直接注釈を置いたり、簡単な図形やスケッチを描いたりして、変更したい場所を指定できます。さらに、画像全体への指示と部分ごとの指示を組み合わせることもできます。
たとえば、テキストだけで「左上の空だけ色を変えたい」「右下のものだけ消したい」と伝えると、慣れていない方ほど説明が曖昧になりやすいです。AI Markupなら、その場所に直接目印を付けて「ここを変更」と示せるため、初心者でも意図を伝えやすくなります。
AIマークアップは非破壊編集で試しやすい
Adobeのヘルプでは、AI Markupで生成した結果は新しいGenerated Layerとして追加され、非破壊編集になると説明されています。これは元画像を直接壊さずに試せるという意味なので、「やってみたけど思った仕上がりではなかった」という場合でも戻りやすいのが利点です。詳しい流れはAI Markupの公式ヘルプで確認できます。
初心者目線でまとめると、音声指示は編集の入口を速くする機能、AI Markupは変更したい場所を伝えやすくする機能です。この2つが合わさることで、従来より「Photoshopの道具を覚える前に、編集そのものを始めやすい」状態に近づいています。
不要物削除・背景変更・色調整はどこまで簡単になったのか
初心者が最も恩恵を感じやすいのは、不要物削除、背景変更、色味やライティング調整のような「完成形をイメージしやすい編集」です。Adobe公式ブログでも、この3系統がわかりやすい代表例として紹介されています。
不要物削除は「消したい」と伝える入口がかなり楽になった
以前のPhotoshopでも、不要な人や物を消す作業自体は可能でした。ただ、最初のうちはツールの選び分けや範囲指定の感覚が必要で、そこが難しく感じやすい部分でした。AI Assistantでは「写真の後ろに写った人を消したい」といった意図から始められるため、初心者にとって成功体験を作りやすくなっています。
もちろん、細かい境界や自然な仕上がりまで完全に任せられるとは限りません。背景の模様が複雑だったり、被写体と重なりが大きかったりすると、あとから微調整が必要なこともあります。ただ、最初の工程がぐっと軽くなったのは大きな変化です。
背景変更は「やりたい雰囲気」で伝えやすくなった
背景変更も同様で、操作名を覚えるより先に「背景をもっと明るい雰囲気にしたい」「別の印象にしたい」といった目的から入れるのがAI Assistantのわかりやすさです。さらに、AI Markupを使えば、背景の中でもどの領域を変えたいのかを画像上で示しやすくなります。
Canvaにも背景透過や背景生成系の機能がありますが、Photoshopはその先の細かい調整まで含めて詰めやすいのが特徴です。背景をざっくり整えるだけで満足できるか、それとも仕上がりをさらに追い込みたいかで使いやすさの感じ方は変わります。
色味とライティング調整は「学びながら直せる」のが大きい
色味やライティングの調整は、初心者ほど「何を触ればよいのかわからない」と感じやすい部分です。AI Assistantは、この悩みに対してかなり相性がよい機能です。Adobe公式でも、色や光の調整を自然文から始められることが案内されています。
ここで重要なのは、AIが自動で直してくれること以上に、どんな調整が有効なのかを理解しやすくなることです。全部を一度に覚える必要はありません。「少し明るくしたい」「色味を整えたい」といった目的から作業を始めるだけでも、従来より学びやすい入口になります。
Canva・GIMPと何が違うのか
初心者にとっては、Photoshop単体で考えるより、CanvaやGIMPと並べて見る方が判断しやすいです。どれが上かではなく、何をしたい人に合うかで考えるのが失敗しにくい選び方です。
Canvaが向く人
テンプレートを使って、SNS画像やサムネイル、チラシをすばやく形にしたい方です。マジック消しゴムや背景透過のような直感的な機能が強く、デザイン全体を短時間でまとめやすいのが魅力です。
Photoshopが向く人
写真そのものの仕上がりをもう少し細かく詰めたい方です。AI Assistantで入口はやさしくなりましたが、必要に応じて細部まで追い込める余地があり、本格編集へ自然に進みやすいのが強みです。
Canvaは、完成物をすばやく作ることに強いツールです。テンプレート、素材、レイアウトの組み合わせで、短時間でも見栄えを整えやすいのが魅力です。すでにCanva初心者ガイドを読んでいる方なら、Canvaは「迷わず形にする」方向の強さがあると感じているはずです。
GIMPは、公式サイトでも案内されている通り、無料で使えるオープンソースの画像編集ソフトです。本格編集に踏み込みやすく、WindowsやmacOSなど複数の環境で使えます。ただし、AI Assistantのように「自然な言葉で導いてくれる」設計が中心ではないため、初心者が最初の一歩を踏み出すハードルはやや高めです。無料でじっくり学びたい方はGIMP 3.2の非破壊編集ガイドも参考になります。
整理すると、次のように考えると選びやすいです。
- まず早くデザインを作りたいならCanva
- 無料で本格編集を学びたいならGIMP
- 写真編集を本格化したいが、入口はAIでラクにしたいならPhotoshop
今回のAI AssistantでPhotoshopは以前よりずっと始めやすくなりましたが、それでもCanvaの「最初から超かんたん」とは少し方向が違います。Photoshopは、簡単さを入り口にしつつ、その先の細かい調整まで続けやすいツールだと考えると、違いがつかみやすいです。
使う前に知っておきたい注意点
⚠️ ベータ機能のため、常に同じ仕様とは限りません
AI AssistantとAI Markupは、2026年4月時点でAdobeが公開しているベータ機能です。操作画面や使える範囲、提供条件は今後変わる可能性があります。「今ある情報で使い始める」ことはできますが、長期的な固定仕様として決め打ちするのは避けた方が安全です。
web版は便利だが、デスクトップ版の全部入りではない
AdobeのPhotoshop web版FAQでは、web版にデスクトップ版のすべての機能が含まれているわけではないと明記されています。それでも「最も一般的に使われる編集機能」は利用できるため、初心者がAI Assistantを試す入口としては十分実用的です。詳しくはPhotoshop web版FAQを確認してください。
Photoshop web版に無料編集版はない
誤解しやすい点ですが、Adobe公式FAQでは「Photoshop web版の無料バージョンはない」と案内されています。アカウントなしでガイド付きチュートリアルを試すことはできますが、自分の画像をアップロードして本格的に編集するには、Photoshopプランへの登録または無料体験が必要です。
「音声だけで全部終わる」と期待しすぎない
音声指示や自然文プロンプトで入口はかなりやさしくなりましたが、毎回すべてが一発で完成するとは限りません。不要物削除や背景変更は元画像の内容によって結果が変わりやすく、場合によっては範囲の再指定や微調整が必要です。ここを理解しておくと、「思ったより触るところがある」と感じても落胆しにくくなります。
初心者が失敗しにくい始め方
Photoshop AIアシスタントを試すなら、最初から難しい素材で頑張るより、変化がわかりやすい写真を1枚選んで試すのがおすすめです。人物の後ろに不要物が写っている写真や、背景が少し気になる写真は、効果が見えやすい題材です。
Photoshop web版で始める場合、Adobe Help Centerでは「Upload file」から画像を開き、右側パネルで「Show AI Assistant」を選ぶ流れが案内されています。まずは1つの指示だけ試し、仕上がりを見ながら次の調整に進む方が理解しやすいです。手順はAI Assistantの公式ヘルプを確認してください。
- 最初の1回目は、不要物削除か明るさ調整のどちらか1つに絞る
- 思い通りにならない部分だけ、AI Markupで位置を補足する
- 結果がよければ、次に背景変更や色味調整へ広げる
この順番にすると、AI Assistantの便利さと限界の両方が見えやすくなります。最初から「全部まとめて変えたい」と指示すると、どの要素が効いたのか把握しづらくなるため、初心者のうちは1テーマずつ試す方が結果的に早く慣れます。
なお、「まずは簡単なデザインを作る方が楽しい」と感じるならCanva系の記事から入る方が合う場合もありますし、「無料でしっかり仕組みを理解したい」ならGIMPから始めるのも十分ありです。今回のAI Assistantは、そうした選択肢の中で「Photoshopを始めるハードルを下げた」アップデートとして見ると、自分に合うかどうか判断しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Photoshop AIアシスタントはデスクトップ版でも使えますか?
2026年4月時点でAdobeが前面に案内しているのは、Photoshopのweb版とモバイル版です。web版ではAI AssistantとAI Markupの使い方がヘルプで公開されており、デスクトップ版のすべての機能がweb版にあるわけではありません。
音声だけで画像編集は完結しますか?
多くの場合、音声指示は編集の入口をかなり楽にしますが、毎回それだけで完結するとは限りません。画像の内容によっては、範囲の指定や仕上がりの微調整を追加で行う方が自然です。
AIマークアップはどんな場面で便利ですか?
テキストだけでは「どこを変えたいか」を伝えにくいときに便利です。画像上に注釈や簡単なスケッチを置いて、変更したい位置を示せるため、背景の一部だけ直したい場合などに向いています。
Photoshop web版は無料で使えますか?
Adobe公式FAQでは、Photoshop web版の無料編集版はないと案内されています。ガイド付きチュートリアルを試すことはできますが、自分の画像をアップロードして編集するには、プラン加入または無料体験が必要です。
CanvaからすぐPhotoshopに乗り換えるべきですか?
目的次第です。テンプレートを使ってすばやく形にしたいならCanva、本格的な画像編集をAI補助付きで進めたいならPhotoshopが向いています。使いやすさの方向が違うため、置き換えではなく使い分けで考える方が失敗しにくいです。
まとめ:Photoshop AIアシスタントの使い方
この記事では、Photoshop AIアシスタントの使い方と、音声指示・AIマークアップで何が変わるのかを解説しました。
- Photoshopの入口がやさしくなった:AI Assistantの登場で、ツール名を覚える前に「やりたいこと」から編集を始めやすくなりました。
特に不要物削除、背景変更、色味調整のような目的がはっきりした作業で変化を感じやすいです。
- 音声指示とAIマークアップは役割が違う:音声指示は編集の入口を速くし、AI Markupは変更したい場所を伝えやすくします。
2つを混同せず使い分けると、初心者でも意図を伝えやすくなります。
- Canvaの簡単さとは目的が違う:Canvaは短時間で形にしやすく、GIMPは無料で自由度が高く、Photoshopは本格編集へつながる強みがあります。
AIでラクになったとはいえ、Photoshopが完全自動になったわけではないため、使い分けの視点が大切です。
まずはweb版で写真を1枚使い、不要物削除や明るさ調整のような小さな編集から試すと、AI Assistantの良さと限界がつかみやすくなります。
CanvaやGIMPとの違いも踏まえて、「自分は何をどこまで編集したいのか」を基準に選ぶと、ツール選びで迷いにくくなります。

【初心者向け】近くのおすすめパソコン教室ナビならパソコンが初めての方でも安心!全国の初心者向けパソコン教室情報に加え、基本操作、Word・Excel、資格取得など、スキルアップに役立つ情報が満載!




